暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

音楽

2022年12月25日 | 古民家
 音が運んで来るのは懐かしさも・・・楽しさも、悲しい音も運んで来てしまい・・・
どこかの誰かには勇気を手にする音でも・・・目の前の誰かには、顔を伏せるほどの悲しみに聞こえるけれど・・・
言葉以上に力を持つ音の響きに・・・連なる音の楽しみを受け取ってもらえる様に、音楽があるとするなら・・・
悲しみからすがる時に、音楽は必要なのかも知れない・・・。

無音の世界に耐えられなくなると・・・聞こえてほしいのは雑多な音ばかりで・・・
歩く靴音・・・井戸端会議のつぶやきに、自転車やバイクが行き交う音・・・
暮らしに必要な音のオーケストラは・・・誰もが心地よいとは思えないけれど・・・
コチコチと不規則に触る耳音が・・・暮らしの豊かさを教えてくれる・・・。

限りある日々の中に・・・永遠を感じるほど毎日が頼りなく・・・
どこまで歩いているのか解らなくなるけれど・・・
振りむけば暮らしが後をついて来て・・・幼い目が背中を追いかければ・・・
自分が何かにすがろうと・・・もがいて見たりもする・・・。
ただ暮らすだけの難しさと、思い悩んでみても・・・自然と歩く住まい方に、たいして大きな変化も無く・・・
教室のつまらない授業や汗くさい友達とのやり取りが、いつまでも続くと思っていた永遠の時間とは違う・・・
無意味な音を奏で続ける・・・そんな永遠に意味があるような気がする。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする