暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

おしとやか

2022年12月23日 | 古民家
 おしとやか・・・控えめ・・・奥ゆかしいなどと、一歩引いた言葉が生まれるのは・・・
日本の伝統的な暮らしから生まれる文化なんだと思う・・・。
実は、図々しい・・・あけすけ・・・だらしないなどと、豊かとは言えない言葉もたくさん生まれているのは・・・
雑多な暮らしが大半で、野蛮な文化だった頃もあったと、言えるのかも知れない・・・。

繊細な手仕事は・・・住まいに食に、幅広い文化が残されて・・・
たかが木を継ぐ加工の種類は数知れず・・・
下処理から盛りまでの流れに・・・食の芸術を見るような気もする・・・。
多くは質素な食生活の暮らしが続いていても・・・細い綱渡りの暮らしに豊かな心は宿っていたのかも・・・。

ヒヤリと薫風が、鼻を揺らせば・・・節目に頂く恵みに一喜一憂して・・・
他人事の暮らしと今の暮らしを重ねながら・・・思いついた出来事に明日を重ねて見ると・・・
僅かながらに変わる季節の日々に・・・気付いて感じて、その仕草と暮らしを暖めて見ると・・・
野蛮な部分も・・・おしとやかな部分もガタガタと泣きながら、ただそこに暮らしが生まれてる。


コメント
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