暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

道筋

2022年12月06日 | 古民家
 風がなびいて綿帽子が浮かぶと・・・辺り一面可憐に染まって、いつの日か木々は森へと吸い込まれて行く・・・。
獣が通れば隠れた道が引かれ・・・人が通ると森は小さくなる・・・。
自然と暮らしが隣同士なのは・・・お互い様の中でしか生きるすべは無いから・・・。

わらしべが長者になるお話は・・・幼い暮らしの考え方かも知れないけれど・・・
お金が生まない豊かな関係を持てる、大切な暮らし方だと思う・・・。
不要なモノと・・・必要と思う価値観を取り換えるのは・・・
それぞれの想いに道筋が生まれ・・・絡み合った中で繋がり、お互いが幸せになるのかも・・・。

モノ造りの中で育って来た暮らしが・・・いつの間にか伝統の中で特別になる時もあるけれど・・・
自分が必要とするモノを必要なだけ造り・・・手にして、多くは望まない・・・
多ければ分け与え・・・足りなければ分けてもらう、単純だけど難しく考えてしまう幼い考え方は・・・
地域で造る暮らしが失われて来てしまったから・・・。
多様性が育まれた古い森のように・・・生まれも違う、歳もずいぶんと広がる人がいる暮らしの中で・・・
これから、どんな道筋が繋げられるのだろう。



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