暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

幸せ

2022年12月05日 | 古民家
 日めくりカレンダーは、ハラハラと開かれて・・・
長くて短い1日が通り過ぎる度に・・・無くして・奪って・手にして・差し出して・・・
出たり入ったりの毎日に忙しく・・・目の前の出来事を懸命に生きている・・・。
過去をお手本にはするけれど・・・戻る気は無く、あんまり前ばかりも見すぎるはずは無く・・・
今を大切にするとストレスは無いと言う・・・。

1年先を見据える暮らしと・・・10年先、50年先を思い巡らし暮らしを整える・・・。
その日暮らしで、宵越しのお金を持たない江戸の人達・・・
時間や色、右左も持たない人達が・・・幸せな理由・・・
山奥に暮らす不便そうな国が、幸福で溢れている・・・。
振り返ればいろいろな言葉を取り戻そうとするけれど・・・
誰よりも幸せと感じているのは、今を生きているからなのかも・・・。

永遠に続く住まいは造れないけれど・・・ずいぶん長く住み継がれる住まい造りにはして来たはずで・・・
どこかでヨロヨロとすれ違い、足元がおぼつかなく・・・見えない場所と見える場所に気付かなくなってしまい・・・
立派なガラスの箱に包まれた宝石を指さすように、住まい造りも変化して・・・
手あたり次第の住まい作りでは・・・ガタガタ震える日々に、落着きの無い暮らしが続くような気がしてしまう。


コメント
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