暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

あなろぐ

2022年11月25日 | 古民家
 アナログで見ていた遠い景色と・・・デジタルで映された景色では・・・
薄ぼんやりと眺めていた毎日の色艶も違うのだろうけれど・・・
大好物も続いてしまうと倦んでしまい・・・
いつも極彩色に溢れている世界では・・・愛想が尽きてしまうのかも・・・。

おとぎ話か、昔ばなしの風景は、白黒や茶色に緑・・・おっとりした色合いに包まれて・・・
たまに見かける黄色や赤色が・・・とても華やかで・・・
波風の少ない暮らしは・・・慎ましく過ぎて行きます・・・。

身の回りにある変わり映えしない言葉がうれしくて・・・
変わらない住まいも・・・季節で繰り返す出来事も、幼い頃からずっと同じで・・・
子や孫に受け継がれて行く、モノトーンの文化には・・・
年に数回訪れる、色鮮やかな時間が特別な記憶に残されて行く・・・。
真新しい住まいも・・・暮らしも、求め続けるのが性だとしても・・・
古い暮らしをまとめ・・・何度もなんども続いて繋げて行く事が・・・
かけがえのない文化になるんだと思います。

コメント
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