暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

満たす

2022年11月02日 | 古民家
 何事にもお節介と感じるのか・・・おもてなしや真心と受け取るのか・・・
地域で育てた習慣は・・・子供の、またその子供に引き継がれて行くけれど・・・
いつしか行き止まりの時代が来て・・・悲しく見届けるのか、文化だと嘆くのか・・・。
いつしか人も暮らしももどかしく変わってしまい、自然の世界も見知らぬ方向にに飛んでしまうもので・・・
今を生きる今を大切にしては見たものの・・・行先が定まらない暮らしになるのはいかがなものかと思う・・・。

不確かな世界を駆け巡り・・・自然を拠り所に、綱渡りの暮らしを繰り返して来た・・・。
不安定を安定に変えて・・・誰もが幸せに、安らぎの世界を求めても・・・
どこか、そこかしこに・・・悲しい暮らしはあるようで、手を取り合う者と拒む者がすれ違っている・・・。
行ったり来たりと少しは前に進んでも・・・この先は先細りになってしまうのかも知れなくて・・・
誰もが幼い時ほど・・・一緒に歩いていたような気もする・・・。

小さな手が空を指さして・・・大きな雲が空を包んでしまうと、暖かなおひさまに手が届かなくて・・・
冷たく寒い世界が広がってしまう・・・。
大きな身の丈を揺すりながら・・・大人は世界を歩くけど、いつまでも曇り空の下で支えているのは小さな手で・・・
ガラス玉よりも深く透明な・・・大きな目で前を向く幼い力を受けとれたなら・・・
明日の・・・もっと先を、夢みる暮らしで満たしてあげられたらと思う。


コメント
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