暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

歩幅

2022年11月01日 | 古民家
 歩幅を合わせてテケテケお散歩・・・ひと時を想い、歩む時間は短いけれど・・・
小さな歩幅は飛び越えて・・・次の一歩に繋がって行く・・・。
柔らかい土や草の地面は隠れてしまい・・・肌で感じる時間は少なくて・・・
ネチリと指の間を抜ける、田んぼの土の冷たさに・・・ほころぶ顔も見えなくなってしまう・・・。

服を汚して帰る子供を・・・微笑み返す親に幸せを想い・・・
いたずらする子供を・・・叱る大人に安心を覚える暮らし・・・。
誰もが自分勝手で・・・人知れずに暮らしは成り立たなくて・・・
誰もが関り・・・どこかで繋がる毎日に、知らず知らず助けられている暮らし・・・。
個性や個人に隠れる時間も必要だけれど・・・溢れかえる感情を抱えられない時もあるはずで・・・
人で落ち込み人に助けられ・・・繋がる暮らしが廻っている・・・。

お節介なくらい関わる暮らしが田舎にあれば・・・
関わる事を拒む暮らしも田舎にあって・・・どれが正解かは解らないけれど・・・
たくさんの手を借りながら過ごす時間はどこでも同じで・・・
野菜も水も電気も・・・住まい造りも、たくさんの手を取り合って生まれる暮らし・・・。
地域で守るのは・・・伝統の技術や文化だけでなく、人の繋がりや一緒に歩む同じ歩幅も大切なんだと思う。


コメント (2)
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