暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

器の中

2022年10月19日 | 古民家
 大きな器の中にいると・・・見えるモノも見えなくて、見ているモノに疑問や関心が持てなくて・・・
穏やかではいられるけれど・・・あるがままを望まない光が灯ると、とても狭い器に感じてしまう・・・。
神秘の国と言われるのは・・・神秘ではない文明が語る言葉で、繋がれて来た暮らしをそのまま過ごして来ただけなのに・・・
恐れや楽しみや好奇心の目が並ぶのは・・・見知らぬ文化の奥深さに気付いたからなのかも知れない・・・。

同じ日本の各地でも・・・文化の違いに戸惑い驚き楽しみを感じるほど、多様性が躍って・・・
お祭りや結婚式・・・毎日の食事の違いに、指の数以上の地域差を発見すると・・・
面白おかしくいろんな場所を知りたいと思うようになる・・・。
時代が変われば奥深く・・・神話やおとぎ話が現れると、益々奥は深くなり・・・
その道の権威が生まれるほどで・・・昔の人の想像力の大きさを感じてしまう・・・。

戦や病気は・・・心の中や頭の中で戦うモノでは無いと今では思えても・・・
神秘の国は・・・想像でいかようにもなり、変化する暮らしがあったようで・・・
そんな非科学的な考え方を・・・野蛮だとか幼いと思うよりも・・・
神秘的な現実の世界が目の前に広がり・・・素晴らしい文化だと語る人達がいると・・・
器の中にいる人達は・・・我に返り、自分の暮らし方は素晴らしいと再認識するのだろうと思います。


コメント
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