暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

100年先

2022年09月23日 | 古民家
 100年も前の事となると・・・おぼろげな記憶がさらにあいまいで・・・
語り聞いても・・・文字に残されても、なんだか意味深で耳には入ってくることは無く・・・
明日か昨日の事で・・・頭が一杯の毎日・・・。

山に降り注いでアプアプと・・・湧き水になるまでは幾年も先の話で・・・
明日や明後日では無くて・・・
切り倒された木々が・・・人の手で、健康的な森になるには・・・
10年・・・20年では追いつかず・・・
子供の先の・・・孫の時代に、ようやく住まい造りの時間が訪れます・・・。

5年後や10年後の夢を目標に・・・今を生きる人はいても・・・
100年の景色を想像するにはそんなに大人になり切れない・・・
誰もが経験してみないと割り切れない・・・
見たことも無い景色を・・・この先どれだけの人が思い描いて先に歩けるのか・・・
どこかで気付いて・・・誰かと手を取り合ってみんなで一緒に前に進めるなんて・・・
夢のまた夢の世界なのかも知れないけれど・・・
それほど先の世界を見て・・・暮らしを育てて来たのは、お父さんの前の前の時代の何もない古民家の暮らし・・・
便利の中だけに未来があるのではなく・・・
何も無いから・・・大切なモノに気付いていたんだと思う。



コメント
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