暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

摩訶不思議

2022年09月15日 | 古民家
 光の指す方向は・・・相も変わらず右から左で・・・
些細な変化でズレたりして・・・アレコレと問題は起きてしまうけれど・・・
時間は喉元を過ぎて・・・忘れた頃には元に戻り、同じ場所をカラコロと廻り続けている・・・。

摩訶不思議な文化や、見たことの無い世界を見たいと・・・人は海を渡って山を越えて・・・
世界を巡り巡って・・・一つ所に落ち着けば、また新しい文化が生まれて・・・
その文化を知ろうと・・・世界中から人は集まって来ます・・・。
一期一会のその文化を・・・自分から壊してしまう自業自得の暮らし向きに・・・
不思議な文化の影は・・・すっかり薄くなってしまいました・・・。

丁髷は結っていなくて・・・着物は撮影会のお供で・・・忍者も大名もいなくて・・・
伝統の技は・・・目に見えない所で途絶えて、日本らしい木や土や紙で造られた文化は・・・
フラリと消えてしまいそうになっています・・・。
木と土と石で組み上げられた住まいは・・・いずれ自然に帰って行きます・・・。
処分されるのを待つ姿の住まいよりも・・・無骨でも伝統の技を残して循環する住まい造りが、この先必要な文化になると思います・・・。
知らない誰かが・・・どうしても見て見たくて、行ってみたくなる魅力的な地域が育てられると・・・
そこには、誰もが羨ましくなるような暮らしが続いて行くような気がします。

コメント
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