暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

答え

2022年09月05日 | 古民家
 歴史を勉強するのは・・・良くも悪くも、最高のお手本があるから・・・。
過去は変えられなくても・・・過去から受け取った歴史を未来に生かすことはできるはずなのに・・・
いつも同じ繰り返しは・・・経験してみないと理解出来ない、人の性なのかもしれない・・・。

記憶は受け継がれないみたいで・・・親父が何を考えて、どんな子供時代だったのか・・・
母親が過ごした場所はどんな景色だったのか・・・
伝統は何気なく引き継がれても・・・家族の記憶は薄れてしまい、子や孫に残るのは・・・
しおれた写真や・・・傷だらけの腕時計だったりして、家族の繋がれて来た暮らしを振り返り・・・
お手本にすることは・・・時代錯誤か、物好きと口々に噂されてしまうだけになってしまったのだろうか・・・。

家業を継ぐ暮らしが薄れて・・・それでも伝統がわずかに残るのは・・・
成長するのは体だや知識だけでなく・・・継がれて来た想いを受け止められる心に成長するから・・・
ただ流れ作業のように継ぐしかなかった時代も・・・
自由と言われながらも・・・それが一番ぎこちなかった時代も・・・
なるようになる大きな流れの中で・・・少しだけ立ち止まって考えてみたのかどうか・・・。
正直者がバカを見る暮らしが理不尽で・・・いつの時代も、大小重なり続け・・・
折り合いをつけて先に進む・・・そこには見通せない長い歴史の物語が、答えを与えてくれるのかも知れません。
コメント
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