暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

振り返る

2022年09月03日 | 古民家
 知らない事の方が多すぎて・・・小さな世界で終わるのがもったいないと・・・
そんな風に思うのは残念なのか・・・わがままなのか・・・。
そんなものかと思える一生懸命の暮らしに・・・毎日に飢えてしまう贅沢な日々は・・・
どれが一番なんて言えない・・・一度の暮らしを見つけようと、バタバタしているかどうかなんだろう・・・。

先の事は解らなくても・・・この先どんな風でいよう、と思う暮らしは前に進んで・・・
やりきれない時代に・・・豪華絢爛な伝統は生まれて来て・・・
理屈抜きで素晴らしいと思える建物も・・・各地に生まれて行きました・・・。
お金が無ければ残せない、重要文化財の住まいも・・・
成り上がり者が残した、立派な住まいも・・・今では行き先に迷うばかりで・・・
なんともない、普通の暮らしがどうなって来たのかさえも・・・残される余裕はありませんでした・・・。

解体保存される古民家は・・・歴史遺産が博物館に収蔵されて、日の目を見なくなるのと同じように・・・
その場所にいて・・・その環境だから、生きる住処になっているはずで・・・
部材だけ・・・せめて写真だけでもと、残されはしても・・・
次の世代に、文化として受け止めてもらえるには・・・心に置かれるはずも無く・・・
醜い争いの跡が・・・夕闇迫る影のように見えなくなって、誰も気付かなくなる・・・。
自然と隣り合わせの暮らしが続いて来た事を・・・今更のように思い返す、時代の繰り返しに・・・
もう一度振り返って見たら良い気がします。



コメント
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