暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

現役

2022年08月24日 | 古民家
 砂場で足がもたつくほど、小さい時分から知っている・・・幼馴染・・・
気恥ずかしくなるのはいつ頃か・・・顔も合わせなくなるのはどの辺りか・・・
噂も出なくなってしまったのは、ほどほど大人になってしまってから・・・。
足取りも軽く、広い世界に・・・いつまでも一緒と思える、同い年のご近所さんも少なく・・・
同級生と幼馴染がぶつかり合いをする機会は・・・めっきり減ってしまったように思う・・・。

良縁を運ぶご近所のお節介さんが・・・商売になるなんて思いもよらないモノで・・・
お見合いが古臭い時代は飛び越えて・・・今では安心安全な出会いの場である・・・。
地域が狭ければ・・・素性も知れて、間違いの無いお見合いも・・・
あまり近いと気恥ずかしいやらで・・・両親が決めた許嫁なんて時代錯誤も・・・
知らない場所では、まだまだ現役なのかも知れない・・・。

続き間の和室は・・・襖を外せば冠婚葬祭、自由な空間造りが出来る理想的なデザインで・・・
親戚からご近所さん・・・雑に厳かに、垣根の無い自由きままな住まい造りが生れます・・・。
プライベートが無いと言われても・・・今でも程よいご近所付き合いが残るのは、そんな緩い関係な地域で・・・
いい大人になっても子供扱いされる・・・誰もがそんな繰り返しを辿って大人になり・・・
また近所の子供が、いつの間にか・・・いい大人になって行く・・・
知らない新しい血も混ざりあいながら・・・残されて行く古い習慣も・・・
現役であり続ける意味があるんだと思います。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする