暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

おかしな

2022年08月22日 | 古民家
 炎のハゼる音・・・ゆらぐ影は、炎を美しく映して・・・
障子を透かし・・・闇夜に音は流れて行きます・・・。
音の無い世界に音が見える・・・和の空間には、人の五感を心地よく狂わせる・・・おかしな事が起きている・・・。

囲炉裏を普段使いにするには・・・許されない暮らしになって・・・
薪ストーブが流行りになって、使うにはぎこちなくなって・・・
直火の暮らしは、キャンプの中へしまい込まれて・・・揺らぎの心地よさは、夢物語になってしまったのかも・・・。

火を粗末にする・・・火で遊ぶ、火があるから人の暮らしがあったように・・・
火があるから、大きな災害が何度も襲って来たけれど・・・
土蔵やうだつの町が生まれ・・・住まいの工夫が生まれ、街路計画が造られて来ました・・・。
伝統の文化が生まれて消えて・・・また生まれて、新しい町が作られたとしても・・・
そこにしかない文化を持つ暮らしがあるから・・・町も人も育ち、心地よいと言える住まいも育って行くんだと思います・・・。
火や水の神様が宿る住まいには・・・八百万神さまも近づいて・・・
なんだかおかしな暮らしが始まるんだろう。






コメント
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