暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

違う方向

2022年08月06日 | 古民家
 様子を変える夏と・・・向き合えない毎日が続いて・・・
多分、握手を交わす間も無いまま・・・別々の方向に歩き続け・・・
額に手をかざし、ジリジリのなつかしい夏と・・・ほおばるスイカの後ろに隠れる笑顔は・・・
昔ばなしに閉じられてしまうのだろうか・・・。

酷暑と見れば、残酷な文字だと誰もが思えても・・・
なんだか涼し気な場所が関東にもあるみたいで・・・
自然の立地と風の流れから・・・心地よい暮らしを頂いているようです・・・。
古民家の隙間だらけの襖や障子・・・風を通す間取りは日本の夏に顔を向けた造りで・・・
深い軒は・・・夏のおひさまを遮り、冬のおひさまを迎えます・・・。

大きな森にはモッサリと、盛りだくさんの枝葉が広がり・・・下草の小さな植物も・・・
たっぷりと土を養って・・・いじめるように降り注ぐ暑さを和らげ・・・
見知らぬ生き物たちと一緒に、暮らしを整えて行きます・・・。
人の暮らしの中で・・・自然を生かしきれなかった時間の中にも・・・
自然の恵みを絶やさずにいてくれる奇跡を感じられる居場所を・・・
この先も守って行くには・・・人の暮らしが進む方向があるような気がします。




コメント
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