暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

種まき

2022年06月19日 | 古民家
 人差し指で開けた穴に・・・小さな種を蒔いて見て・・・
毎日覗いて見るけれど・・・退屈なくらい何も無くて・・・
呆れるくらい我慢していると・・・いつの間にか細くて小さな緑が見えて来る・・・。

じれったいほど、毎日の繰り返しで・・・このまま永遠に時が進まないのかも・・・
そう思っていると・・・
カチリ・・と、進みだした時間はとても早くて・・・
気が付けば・・・大きな花は旬を過ぎて・・・子供は大きく巣立って行く・・・。

後悔や思い違い・・・後で思い返せば、の・・・同じ繰り返しは誰もが経験して・・・
早く気付くか、諭す仲間がいるか・・・
元通りにはならなくても・・・この先に繋ぐ事は出来るはずで・・・
何てことの無い暮らしに残されて来た文化は・・・変わらないモノもあれば、変化して繋がる良さもあって・・・
無くなってしまっても・・・どこかでまたその良さを思い返す時が来るかもしれない・・・。
まんべんなく、すべて良しはありえないけれど・・・思いの外、失うまでの時間は早く儚くて・・・
どこかの時間で繋がる種まきは・・・今も、この先もずっと続けられたらと思います。

コメント
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