暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

狭い

2022年05月29日 | 古民家
 狭い場所が好きなのは猫だけで無く・・・押し入れの中に基地を作って・・・
ダンボールの箱の中に住処を作って・・・意味なくおやつを食べてみたりした・・・
なんだか居心地の良い場所を探して、狭い場所に滑り込む・・・
広くて大きくて・・・贅沢なモノで溢れる世界が幸せとは限らない・・・。

庭木のお手入れをするほど・・・盆栽も名のある木々も見つけられない庭だとしても・・・
敷地は広いほうが良い気がして・・・住まいは粗末に、そんなに贅沢は言わないけれど・・・
日本の土地事情は・・・住まいよりも土地の価値に重さを置いていて・・・
さっぱりと辺鄙な場所か・・・とんでもなく人も町も見えない場所でも無ければ・・・
少しばかりの庭木も育てられない・・・小さな暮らしになる・・・。

ビルとビルの間に・・・瓦屋根と漆喰壁の古屋がムギュと挟まれ・・・
時代の波に乗って過ごし、窮屈そうに残されている・・・。
建て替えれば・・・同じ造りにはならない、ややこしい規則があって・・・
何とか地域と生かすにも・・・金食い虫と言われる古民家では・・・
補助金でも手に入れないと・・・当分前には進まない再生の道は・・・
意味もない暮らしに中に・・・狭さを求めていたあの頃の感覚で ・・・
居心地の良い空間造りが出来れば良いと思う。         
 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする