暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

身を守る

2022年05月13日 | 古民家
 どこの誰かが言っていた・・・
危険や恐怖から身を守る術で、安心出来る住まいを造って来たけれど・・・
街に生える大きなビルと、大きな施設の中で慌てふためく暮らしに・・・恐怖や危険を育ててしまった・・・。
言い回しは違っても・・・暮らしが大きく変わって来た昭和の時代から・・・
舵取りは・・・ジグザグと思い通りには行かなくなって来たみたいだ・・・。

無農薬野菜に低農薬のお米・・・今では無農薬の日本産バナナもあるみたいですが・・・
住い造りの暗黒時代を少し過ぎて・・・暮らしに優しい素材を使って、環境に負荷の少ない住まい造りが進んでいるけれど・・・
国産材の自然乾燥材で造る、やさしい住まいは・・・まだまだ少なくて・・・
無農薬と同じように・・・見た目や価格で選ばれることの多い建築に・・・
素材の良し悪しは・・・まだまだ遠い世界のお話みたいです・・・。

住いが良くても・・・住む環境があたふたしていては腰は落ち着かないモノで・・・
どこに居を構えるかが大切でも・・・生まれた場所が終の棲家だったのはつい最近の事・・・。
農山漁村の厳しい環境と・・・7~8人もいた兄弟の暮らしを守る為に、都会に出かけるような社会の変化があって・・・
世界が狭くなる技術の進歩もあって・・・終の棲家が選べるようになると・・・
反対に・・・どれだけ生まれた場所が尊い暮らしなのか思い知らされて・・・
本当に身を守る住まい造りが・・・この先出来るようになる気がします。




コメント
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