暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

始まり

2022年05月07日 | 古民家
 フラフラと迷子のようで・・・気ままな暮らし・・・。
おひさまと・・・風の様子と歩幅を合わせてフラフラと・・・
同じカタチも同じ色も・・・同じ場所も通らない、一生に一度しか会えない雲との出会い・・・
自然の中に同じような出会いを求めても・・・多分二度と見る事も出会う事も無く・・・
毎日何回の出会いがあるのか知らないけれど・・・
その一瞬が・・・何かの始まりだと思うと・・・何だか、とてもニヤけてしまう・・・。

昭和の初めには・・・素晴らしいと思える古民家が残り、大切にしようと思える暮らし向きだった・・・。
大人も子供も・・・素直に地域を守り、大切にする毎日で・・・
遊びが生まれるのも・・・暮らしが育つのも・・・お家や学校や公園・・・仕事場や散歩中や飲み会の中で・・・
盛りだくさんの毎日の中には・・・関係のある事、無い事全部ひっくるめて守られていました・・・。

田舎から人も仕事もいなくなると・・・古民家もいなくなり・・・
手直しをして来た技術も少なくなって・・・守る為の文化が消えてしまい・・・
こだわり持つ、気の利いた少人数が・・・流行りのように育っても・・・
数年で流行りが入れ替わり立ち代わるすると・・・
糸電話の細い糸が、ツツッと切れてしまう様に・・・繋がりが断ち切られてしまう・・・。
田舎の遠い山の奥・・・自然との出会いはいくつも生まれ、華やかさは感じられるけれど・・・
何かの始まりを考えるのは、自分だけでは無く・・・そこに暮らすほとんどの人で・・・
みんなで守る古民家と・・・地域の暮らしに、意味があるんだと思う。

コメント
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