暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

切り捨てる

2022年04月21日 | 古民家
 不思議なもので・・・何も見えない遥か彼方、砂浜の真ん中では・・・
どちらに進んで良いのか解らず・・・
モウモウと木々が寄せ合う森の真ん中では・・・やっぱりどちらに進んで良いのか見当もつかず・・・
うねり漂う大海の真ん中で・・・あれやこれやと考えてみても・・・
指標が無ければ東西南北、意味も解らず・・・。

自然に生きる動物は・・・何かの感覚で方向を知り、磁場なのか匂いなのか・・・?
得体の知れない力を抱えて・・・大自然の中で暮らしている・・・。
人はあやふやな力を捨てて・・・技術や文化、科学を育み・・・切り捨ててしまった力を補い暮らしている・・・。

安定が求められない自然の世界・・・
それでも、お米や野菜は・・・大きな自然任せで・・・
少しでも話しが狂うと、大きな地域に苦労が降って・・・僅かばかりの育ちでは・・・
日本の全部を守る事は出来ません・・・。
本来持っている力や感覚を取り戻す事は出来なくても・・・その力を借りて共存する事が出来るなら・・・
牛や馬・・・犬や猫と暮らし始めて、大きな力を借りていた暮らしのように・・・
補いながらの住い造りも・・・必要なのかと思います。
コメント
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