暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

足の裏

2022年04月18日 | 古民家
 足の裏が喜ぶと・・・体が軽くなって、心も広がり飛んで行く・・・
おかしな事に、誰も口には出来ないけれど・・・いつの間にか目は歌い・・・
口は微笑んで・・・体も浮かんで、気付かずにはいられない毎日になって来る・・・。

足の裏がモノ言う訳も無いけれど・・・素足に響くアチラコチラの感覚は・・・
どうしようもなく、心地よくて・・・痛痒い刺激から、こそばゆい刺激まで・・・
手の平以上に語る感覚に・・・歩く床の大切さを気付かせてもらえる・・・。

浮造り仕上げの杉板がある・・・手斧仕上げの桧の板がある・・・
無垢の板はピチピチと木が鳴いて・・・凸凹と波が立ちます・・・。
生きている木とたわむれるのは・・・音や見た目だけで無く・・・
踏みしめる足の底から感じる木目や・・・伝統工法の仕上げから伝わる・・・
生きているモノ同士が向き合える・・・触れ合いが生まれているような気がします・・・。
それが足の裏だけで無く・・・手や目や鼻・・・
すべての感覚が受け止められる住まい造りなら・・・暮らしはやさしく弾むのかも知れません。


コメント
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