暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

まあるい

2022年04月17日 | 古民家
 うつらうつらと船を漕いで・・・暖かな中に、時間の瞬きを見つけながら・・・
夢の中を進んでいると・・・幼い記憶や、つたない想いでが・・・
幾重にも重なるり・・・むせ返るまあるいモノが胸の奥に宿り・・・
大切なもののようで・・・つらいこれからを感じて、居心地が悪くなる・・・。

大家族の良さは・・・教えられない世代同士が、補い廻りながら暮らせる事・・・
歴史を刻んだ者が・・・これからの世代に伝え・・・幼い目を持った者は、終わりを迎える世代に安らぎを与えて行く・・・。
古民家の住まいも・・・同じように世代を繋いで行くはずだったけれど・・・
心を、姿カタチに囚われて・・・大家族の暮らしを求めなくなってしまった・・・。

土に還る住まい造りが見捨てられて来たのは必然で・・・
手刻みが身に付くまでにはほど遠く・・・職人の技術が育つまで、愛想の良い社会では無くなり・・・
技術の得手不得手で変わる・・・住まいの精度が敬遠されれば・・・
プラモデルの住まいが求められ・・・どこかでつじつまを合わせる仕上がりに・・・
したり顔で・・・つぶやかれている・・・。
1世代で失われる家族の暮らしは・・・何か大切な教えも繋がりも生まれなくする箱作りで・・・
みんなで築き上げ・・・達成する喜びも、歴史を刻む楽しみも無くしているような気がする・・・。
むせ返るまあるい想いは・・・大切な時間が育てた、かけがえのない繋がりなんだと思います。


コメント
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