暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

単純

2022年04月01日 | 古民家
 竹馬で・・・あやとりで・・・縄跳びに、かくれんぼ・・・
子供には、どこまでも続く他愛ない遊びで・・・
大人には、単純ですぐに終わってしまう、他愛ない遊びでも・・・
子供が大人になる道筋に・・・カラコロと落ちている大切な宝物で・・・
それを拾ってたどり着かないと、大きくなるには必要で、大切な経験を持てないまま体が大きくなって・・・
あれもこれも他愛ないと、感じてしまう大人になるのかも・・・。

木と土と石で造る住まいは・・・大きな廃材は出る事なく・・・
古くなった部分は継ぎ足して・・・大きく傷んだ個所は取り換えて・・・
大切に暮らせば・・・次の世代に造り変えて行ける・・・。
複雑で手間のかかる伝統技術は必要でも・・・単純な素材で組みたてられると・・・
新築や移築・・・再築にされても廃材は少なく・・・
最後は燃料になる・・・大きな流れの輪の中で暮らしは成り立っています・・・。

床に傷が付けば・・・子供の成長がうらやましく・・・
柱や壁に傷が付けば・・・元気な暮らしの豊かさに頬が緩んでしまう・・・。
古くなればなるほど価値が出るのは・・・骨董品だけで無く・・・
住いの歴史も同じで・・・時間が自然の素材を生き生きと育ててくれる・・・
そんな住まい造りが・・・派手でも無い単純な、自然素材の良さを教えてくれと思います。
コメント (1)
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