暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

2022年03月29日 | 古民家
 手に職を付ける意味合いが、ドロドロさ迷って・・・
魔法のような能力を学ぶ時間が増えれば・・・想像の世界で職が生まれ・・・
モノ造りの機会は減らされて行く・・・。
遠い空の下・・・てんでバラバラで誰もが繋がる時間で、暮らしを支えるには・・・
人が生み出す、多くの下支えが無ければ・・・成り立たない時間があるような気がする・・・。

大きな丸太に・・・太い柱、ひと抱えもある石なら、なおの事・・・
クレーンにトラックの無い時代、人が連なって運んでいました・・・。
お城やお寺になれば・・・その規模も大きく、出張った人の数も相当なもので・・・
そこまではいかなくとも・・・住まいを造るには、沢山の人の手を必要としています・・・。
電動工具や工作機械が無ければ住まい造りは出来ない仕組みと・・・
プレカットと言われる加工に、建材メーカーの既成建材を組み立てる住まい造りには・・・
伝統の工法が・・・フィルム写真ほど、色あせた想い出になってしまいました・・・。

美術館や博物館のガラスの向こうの世界に行けるほど・・・贅沢な時間は過ごせないけれど・・・
手に取る仕上がりが美しく、機能的な伝統の中にも・・・身近で輝く暮らし方はあって・・・
安普請でも・・・丁寧に作られた世界には、整った毎日が待っているような気がします・・・。
手に取って・・・すぐにこぼれてしまう暮らしには、次の世代に渡せるモノが無いのかも知れません。



コメント
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