暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

尊く儚い

2022年03月28日 | 古民家
 波打ち際の、サラリと波にさらわれた・・・砂の鏡に1枚・・・
桜貝が泳いでいると・・・この世の希望を見つけたようにうれしくなる・・・。
サラリとひと風・・・鳥が舞えば、透き通る桜色の真綿が見えて来ると・・・
おひさまから祝福されているようにうれしくなる・・・。

桜の種類も人知れず・・・綺麗な姿に儚さが付きまとえば、どうしても悲しく感じるのは・・・
100年以上も同じ姿を受け継ぐ古民家の畑に、桜の姿を想い・・・
命を行き来して、共に永らえている2人・・・
尊いモノと・・・儚いモノが助け合う姿が目に届くから・・・。

歴史を映す姿は、時代を越えて残されて・・
それが建物だったり・・・樹木だったり・・・山や川だったりしたけれど・・・
川のカタチも変わり、山も姿を変えて・・・建物はまるで積み木のようで・・・
生まれた場所を静かに見守る、尊いモノが残らない・・・。
変化を選んで来たけれど・・・どこかでいつも待っていてくれる・・・
そんな居場所は必要なんだと想います。




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