暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

頑固

2022年03月24日 | 古民家
 頑固な職人さん・・・
やんちゃな職人さんは多くても・・・
頑固一徹・・・ではないような気がして・・・
手仕事に誇りを持って暮らせるほど・・・モノ造りに力が無くて・・・
頑固さをまとえるほどの仕事が手に出来ない・・・時代の流れが・・・
仕事にも・・・遊びにも、暮らしの中にも染み渡ってしまった・・・。

宮大工さんは・・・社寺仏閣に関わる仕事だけに携わり・・・
古民家のような立派な住まいでも、造りに参加はしなかった・・・
結構、頑固な考え方も・・・何か意味があっての徹底ぶりだったのだと思う・・・。
中小企業がひしめき合うのは・・・今も昔も同じバランスで、下支えが無ければ成り立たない・・・
器用なお父さんが、近所の方々の手助けを頂いて・・・納屋を建たり、移築したり・・・
出来る事は自分達で納める考え方が消えて・・・少しづつ暮らしもしぼんでしまった・・・。

仕事以外は家庭の手当てを何もしない・・・なんて時代があるのは、サラリーマンの言葉が出始めて・・・
豊かさのあこがれ、昭和の世界にも・・・悲しい昭和の世界はたくさんあって・・・
農村風景の貧しい世界にも・・・憧れがあれば、深い悲しみもあるように・・・
暖かな暮らしを手に入れるには・・・繰り返されたありがたいお手本が、山のように積まれています・・・。
融通の利かない頑固さが拍手され・・・愚直なほど同じ事の繰り返しに拍手が沸く・・・
時代の流れで変化する暮らしがあったから・・・
古民家の頑固さを上手に取り入れた住まい方が、この先に生まれて来るような
気がします。


コメント
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