暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

行ったり来たり

2022年03月13日 | 古民家
 小さな家の小さな庭・・・小さな車に小さな道路・・・
ミニマムな暮らしが、納まり良いとおもう頃・・・
廻りを見渡して・・・身なりを見つめ直して、嫌な事ばかりが目に付いていた頃の自分に嫌気がさして・・・
それなりの自分を見つける難しさは・・・時間が答えを映し出してくれるのかも・・・。

社会が前に進んでいた頃には・・・誰もが目を奪われて・・・
みんなで豊かな暮らしを夢見ていたけれど・・・
心から豊かだと思えるには貧しすぎて・・・時代に勢いがあると、磁石のように皆が引っ張られてしまうものなんだろうと思う・・・。

士農工商の頃には・・・農業に関わる割り合いが80%以上いたはずなのに・・・
いつの間にか・・・林業・農業を合わせても1%ほどになってしまい・・・。
食を支える姿があって・・・物造りを支える暮らしがあって、住まいを支える姿があっても・・・
育て造り出す担い手が消えて行く時代が・・・本当に必要とされている姿なのかは・・・
誰も彼もが気付いていても・・・ブランコみたいに行ったり来たり・・・
造り手になる機会を奪ってしまう・・・。
ほどほどの毎日に・・・ありがたさを感じるには、物造りを知る大切さが似合うような気がします。


コメント
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