暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

混ぜる

2022年03月11日 | 古民家
 公園で夢中になりすぎて・・・顔を上げて頭に浮かんだ空の色が忘れられなくて・・・
クレヨンの中には無い色を探して、ガリガリと画用紙を汚して・・・。
まだまだ夜明け前・・・車の窓ガラス越しに浮かんだ朝の色は・・・
どんなに絵の具をベトリと混ぜ廻しても・・・浮かんでこない見慣れない色には・・・
夢のような時間に迷い込んで・・・絵本の中や夢の中を漂っているみたい・・・。

日本の色は果てしなく・・・思い付きで名付けられたり、無理やり考え出したような色があるみたいでも・・・
その場に立ち会うと・・・何故だかしっくりと当てはまる・・・
夢のような色遣いがあるような気がする・・・。
古民家の柱や梁・・・しっとりした床の飴色は・・・小豆色や海老茶色に柿渋色だったり・・・
自然の時間の流れに映し出され・・・いくらでも表現が浮かぶ、幸せな遊び時間見たい・・・。

森の中で育つ緑に・・・幾千もの色が混ざっているのを見ていると・・・
人の髪の色も・・・肌の色もたくさんあって、その多様性の中で暮らしは色づいて・・・
自然が生み出した色の世界が・・・人の表現も追いつかないほど複雑で・・・
暮らしの表現は次々生まれるけれど・・・混ぜすぎて、真っ黒の世界ばかり生まれてしまわない・・・
色鮮やかな暮らしでいたいと思います。


コメント (1)
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