暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

経験

2022年03月08日 | 古民家
 100m先に進むにも、車に乗ってしまう・・・
10km出掛けるにも50km旅に出るにも、徒歩で進む・・・
無ければ無いなりの暮らしが毎日になり・・・そのわずらわしさに、とことん嫌気がさすと・・・
籠で出掛けて・・・馬に乗る人もいて・・・
ついには汽車が敷かれる・・・そんな経済が生まれると、もう後戻りは行けなくなってしまう・・・。

変わらないようでいて・・・伝統工芸や伝統工法は姿を変えずにいられなくなって・・・
あくせくと、別な意味で・・・
駆け足の人・じっと歩く人・朝晩繰り返す人など・・・
広がった世界の中を・・・隠そうとしても、いずれは答えが知られて・・・
目の前だけでは無く・・・後ろから横から上から・・・下から後ろから・・・
このままではいけないと・・・突き上げる考え方が生まれ、飲み込まれるように襲ってきます・・・。

誰もが手に出来る世界は生まれ無くても・・・誰もが経験出来る暮らしはあるはずで・・・
十分な経験が・・・小さな知識の人を生み・・・
ただ消費するだけでは無い・・・持続可能な暮らしが生まれてくるのかも知れません・・・。
古民家の厳しい住まいがあって・・・温熱環境の優秀な住まいを知って・・・
その暮らしで生まれる、住まいの疑問に答えられる住まい造りが出来ればよいと、思います。




コメント
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