暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

成長

2022年03月07日 | 古民家
 無いモノは育て・・・手に入らないモノは造る・・・
出来合いのモノを買い求めるには・・・まだまだ貧しかった頃の暮らしでも・・・
育て・造り、あれこれを目にして・・・あれやこれやと考える・・・
どうしてそうなるのかと・・・押し問答してしまう・・・。
失敗と成功を取り混ぜながら・・・毎日の成長が受け入れられるようになると・・・
人の暮らしは豊かになるような気がします・・・。

住い造りが商売になると・・・柱になる木がどこから来るのか・・・
どんなふうに過ごして来たのか・・・誰がまん丸の丸太を四角くしたのか・・・?
いろんな疑問を頭に浮かべても、頭の上を通り過ぎて・・・悩む前に、用意された住まいを手渡されてしまい・・・
造り手の顔も知らないまま・・・時間は過ぎてしまいます・・・。

新築は一生の大事業で・・・木材を手加工して組み上げる・・・
土を造り、竹を掻いて・・・自然の力を頂いて・・・
移築するにも大勢の人の手が関り・・・
住いを持つ事の苦労が目に見えるだけに・・・完成して、そこに携わった人達と労をねぎらい・・・
誰もが、引き継がれる住まいとしての心持でいられたと思います・・・。
誰もが関わり合いながら暮らしが息づいている・・・
地域も住まいも・・・成長する暮らし方に戻れたら良いと思います。


コメント
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