暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

見下ろす

2022年03月01日 | 古民家
 上から目線・・・上からモノを言う・・・と言われれば・・・
存外、気分が良いものでも無く・・・人の頭を上から見ても・・・
建物を真上から写真に撮ってみても、あまり絵にはならない様子で・・・面白くは無いけれど・・・
上からの眺めは心地良い気分で・・・車を真上から見る機会など早々ある訳も無く・・・
毎日の生活から外れた、俯瞰の景色を見る時間に優越感を感じると・・・
誰もがぞんざいな気分になってしまうのかも知れない・・・。

地図は、空から地表を見た景色で・・・
衛星写真が手軽に見て取れると・・・木々や建物の屋根、見る事の無い部分を覗き見て・・・
なんだかずいぶん得しているような気がする・・・。
上から見られる気も無い住まいの屋根は・・・瓦に板金・茅葺と・・・
葺かれた素材で色を変えるけど・・・
方形・寄棟・入母屋・切妻・片流・・・と、表情もあれこれ良く見ると・・・
飛ぶ手立てが無い時代に感じられない、特別な時間が手に入る楽しさがある・・・。

育つ場所で違う顔を見せるのは・・・人や食べ物、風に太陽・雲の様子で暮らしは変わり・・・
住いの屋根も・・・その場所に合った造り方があるはずで・・・
そうそう暮らしが変わる訳でも無いのは・・・先人から受け継いだけど、忘れてしまった理由があるはずです・・・。
受け継いだ伝統文化がどうしてそうなったのか・・・少し頭を悩まして、住まい造りに生かしても良いのかも知れません。








コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする