暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

空気

2022年02月28日 | 古民家
 長屋門を遠くから眺めると・・・門の向こうに母屋が顔を見せて・・・
ズンズン近づけば・・・茅葺の大きなお屋根も姿を見せてくれる・・・。
凛々しく広がる青天の下でも・・・悲しく薄曇が広がる雨の日も・・・
やさしく過ごせる古民家の・・・不思議な時間は、流れているような気がする・・・。

有り余る時間と贅沢な日々も・・・有り余る時間と何もない日々も・・・
1カ月も経験してしまえば・・・果てしなくつまらなくなってしまうものらしく・・・
何かとウロウロ気ぜわしく動いて・・・今日も忙しかったと言える日々が、幸せだと思うと・・・
自然と共存する住まいは・・・ことのほか雑用の生まれる、気ぜわしい暮らしと言えるのかも・・・。

祭りが終わると・・・翌日からは来年の準備を始める地域もあると聞けば・・・
せわしなくも、楽しく1年を過ごす暮らしが連綿と続いて・・・
生まれ育った文化が地域を造り・・・人の繋がりを豊かにして来たんだと思います・・・。
その場所にいて心地よいと感じる空気は・・・いつの間にか育った伝統が気付かせてくれる・・・
何気ない暮らしだと思います。




コメント
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