暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

育つ

2022年02月26日 | 古民家
 右隣の子は元気が良くて、大きな声がこだまするし・・・
左隣の子はとてもおとなしいけれど・・・よくお手伝いをしているようで・・・
前の家の子は・・・妹想いのやさしい子・・・
ずっと離れた、お寺がある脇の家の子は・・・ガキ大将でちょっぴりやんちゃで・・・。

地域で守る大切な姿は幾重も重なり・・・大人も子供も分け隔てなく繋がっているような気がしました・・・。
低い垣根が、優しい隔たりを見せる住まい造り・・・
明け透けな暮らしの中には・・・くすぐったくてもお節介な繋がりがの手助けがあったのかも・・・

どれほど立派な造りの住まいが残されても・・・何気なく暮らす人達が文化を造り・・・
伝統を繋いでいかなければ・・・想いは残る事なくいずれ消えてしまう・・・
お節介やお調子者がパラパラと道を歩いて・・・お家の中まで上がり込む暮らしの時間も・・・
なんだかくすぐったい感じで毎日が繰り返されて・・・何気ない日々が進むのも・・・
分け隔て無い地域の暮らしがあるから・・・誰もが育てられているような気がします。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする