暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

重なる時間

2022年02月20日 | 古民家
 波打ち際にフワフワと、浮かんで打ち寄せる流木は・・・
川に落ちた木材が・・・ツラツラと流れに流されて、自然に任せるままの姿でたどり着く・・・
古木の風合いが、年を重ねて見せてくれる色つやと同じような顔を見せて・・・
巡り巡って目にするその姿に・・・素敵な時間を貰った気がします・・・。

トラックもクレーンも無い・・・人の力に牛や馬の力を借りて・・・
数百キロを超える丸太を山から運び・・・人の力で加工して棟上げして行くその手仕事・・・
細かな仕上げの加工にも、素晴らしい技術はあるけれど・・・
果てしない時間と・・・人の成す技には、今では思いもつかない力が潜んでいる気がします・・・。

バラりと葉音を奏でて・・・波紋を広げながら流れに乗れば・・・
どこかでまた出会うような気がして・・・
地球一周廻って出かける旅は・・・ほんの一瞬なのかも・・・。
一人が出来る限界を超えるその始まりは・・・聞き取れない瞬きのような音なのか・・・
何度も重なる少しの時間が・・・他には無い特別な時間を造るような気がします。



 


コメント
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