暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

暮らし色

2022年02月04日 | 古民家
 木造の小さな新築の住宅は・・・4ヶ月もあれば引き渡しを受ける住まい造り・・・
伝統の工法で造られる住まいは・・・材料選びから始まれば1年以上・・・2年・3年と、あきれ程長い時間も必要で・・・
使う木材をこだわれば・・・新築が2・3棟変えるほどの金額になる事も有ります・・・。

毎日顔を合わせる子供の表情や容姿は・・・いつまでも変わらないと思って、にらめっこしても・・・
今日よりも明日・・・明日よりも明後日、と・・・グイグイ姿を変えて行き・・・
1か月も会わなければ・・・別人になるほど成長して、時間の流れの不思議を感じます・・・。
真新しい柱の色が飴色に変わるには・・・暮らし色は、大した変化も感じ無いけれど・・・
心地よく色づいて行く住いには・・・気付かない変化も必要です・・・。

そこまで急ぐ理由も無く、無理して走る必要の無い住まい造りがあれば・・・
毎日の暮らしに余裕が出来て、ガタゴトと駆け回る暮らしには向かわないような気がします・・・。
時間が繰り返す中には、忙しい時もあれば・・・ゆっくり歩く時間も必要で・・・
少しづつ進みながら、繰り返し続ける毎日が・・・豊かな暮らしを運んでくれるんだと思います。



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