暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

手にする

2022年02月02日 | 古民家
 古民家に住みたいと、想う方と語り合う・・・
ぼんやりと思っている人もいれば・・・そこそこ本気に探している人もいて・・・
今でも現役で温めている古民家の暮らしは・・・傾いた壁に、朽ちそうな屋根に雨漏りがポツリと・・・
相当な覚悟を背負う力が必要で・・・お手軽DIYだけでは、どこかで亀裂が入ってしまったり・・・
移住や、古民家のお店のOPENには・・・縁や出会いもずいぶんと必要なのかも知れない・・・。

.五右衛門風呂に露店風呂が、時代錯誤みたいに目の前に残っていても・・・
そのお手入れは・・・日頃のお付き合いが暖かく見守ってくれるはずも無く・・・
懐かしい暮らしには・・・一手間・二手間が付いて来て、古民家世代の苦労が目の前に浮かんで来そうです・・・。

白く細い糸が・・・空に踊りながら伸びるように一筋・・・
暗い部屋の中で浮かび・・・囲炉裏の吐息にしては儚く映り・・・。
それぞれが薄汚れて・・・意識無く見えていても、他所には再現しようも無いその姿に・・・
誰もが心を奪われてしまうのか・・・?
少しばかり気を張った毎日に・・・知らず知らず気構えが身についてしまうのは・・・
育つ環境がいかに大切なのか・・・ひょんな事で手にしたからなのかも知れない。





コメント
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