暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

平らな

2022年01月31日 | 古民家
 暮らしに最低限必要なこしらえと考えれば・・・平屋の良さを噛みしめる人も、そこまで多くは無いのかもしれないけれど・・・
こざっぱりとした縁側に、居間と台所・・・おまけの2間があれば贅沢な暮らし・・・
子供が3人・4人は駆け回り、キャンプみたいな暮らしが騒がしくも満たされた暮らしでした・・・。

平たい住まいに・・・意味の無さそうな庭と、ご近所さんとのお付き合い・・・
2棟つながりの平屋の社宅は・・・木造で漆喰仕上げの壁が薄く・・・
寝息まで聞こえるほどのお付き合い・・・
地域の繋がりは・・・小さな世界の狭い中で育ち、子供の頃から育った環境で大きく変化します・・・
地震でへこたれる気にもならない平屋・・・断捨離が身についていないと、物で溢れそうな狭さは・・・
以外と、今の暮らしに合っているようにも思えます・・・。

融通があるようで・・・案外と動きづらい世の中に、古民家の姿が程よく映り・・・
便利を手放す人の気持ちが、ヒタリと染み渡る時間を造れば・・・
手の平に受け止めたいと思う大きな荷物も、少しづつ減りながら・・・豊かな暮らしになって行くような気がします。
コメント
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