暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

・・・だろう。

2022年01月29日 | 古民家
 垣根の向こうの、ホロリと伸びた青い葉っぱ・・・
橙色に丸くぶら下がる季節には・・・自然からの贈り物に感謝して・・・
大切に頂ける暮らし方を育てるのは・・・この先も変わらず続く毎日があることを教えてくれている気がします・・・。

手の届くそこかしこに・・・ツルリと畳の肌触りがやさしく・・・
灯の灯りは、静かに和紙を通して届き・・・スルスルと障子は軽く滑り出す・・・。
おひさまの眩しさは庇の深さに、いい気持ちで・・・夏冬には行ったり来たりの繰り返しで・・・
毎日変わる眩しさに・・・明日は何をしようか頷いて、繰り返される毎日が残されて行くのかも・・・

目隠しなのか・・・砦のような住まい作りが暮らし方の在り方を変えて・・・
暖かさに寒さを運ぶ、風の通り道を押しやって・・・風や明かりを遮る作りに躍起になれば・・・
毎日変わる眩しさを手に入れる事も無く・・・霜が降りる不思議さも感じられず・・・
鳥の歌も・・・風や川のさえずりも無い、乾いた暮らしになってしまうのだろう。

コメント
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