暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

暖かい風

2022年01月28日 | 古民家
 飛びぬけて大切でも無く・・・気にしないでいればそのまま通り過ぎてしまっても・・・
いつの間にか、なんだか相手にしてしまう・・・。
家の前の、何でもない畑も田んぼも・・・お空が載る山の頂も・・・
見えているようで感じてはいないみたいで・・・
感じられたかな、と思った時から・・・すっかり晴れた朝みたいによく見えるようになってしまう・・・。

親の小言や、妹のお守り・・・友達との約束に・・・おばあちゃんの顔を見に行く約束・・・
先生の手伝いに・・・お母さんのお使い・・・お父さんのゲンコツはいつまでも続くかと思っていたのに・・・
暮らしの中に、風が通り過ぎないのと同じように・・・人の関わり合いが、ウズウズ通り過ぎてしまったみたい・・・。

通し間の和室が、いくつも続く大きなお家は少ないくなったけれど・・・
家族の暮らしでは、障子を閉めて・・・人が集まる特別は、障子を外して1間の部屋にして大勢を迎える・・・
朝晩、何枚も雨戸を開け閉めて・・・全部の部屋を毎日開け建てするのは一苦労でも・・・
子供が大勢の洗濯物を、お日様にあてて取り込んで・・・たたんで閉まって・・・
子供の声がやまない時間は無いと思うくらいの暮らしでも・・・
クシャミが止まらないほど、忙しさが無くならない暮らしが続いたとしても・・・
飛びぬけない暮らしに・・・暖かい風は、いくつも届いているような気がします。



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