暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

自由な

2022年01月21日 | 古民家
 ちょっとお出かけする先には・・・お家の廻りの雑多な商店街とは違う、アーチ天井のカラフルアーケードを見上げる商店街が連なって・・・
特別なお出掛けに・・・お風呂上がりの温かさとは違うモジモジが頬を染めて・・・
いつもは、温めなおしたご飯とコロッケか・・・焼きソバのお昼ご飯も・・・
今日は・・・お皿の上に赤・黄・緑の色とりどりが盛られる大き目のハンバーグ・・・
平らなお皿の平らなご飯は不思議だけれど・・・みんなの膨らんだ顔は楽しくほころんでいる・・・。

くだらない毎日が、ずっと続くように願っていた頃は・・・まだまだ子供で・・・
それでも小さな町の、小さな暮らしが世界で・・・その先をあれこれ悔む事も無い時間が続くなら・・・
楽しい毎日は永遠なんだと・・・勝手に思っていたと思う・・・。

不自由な暮らしを過ぎて・・・いさかいの続く日々がようやく明けて、前に進める時間が生まれても・・・
窮屈で自由な暮らしが造られ、毎日が変わっても・・・何度も繰り返す事から逃げられもしないで・・・
じっくりと・・・不自由になっている気がする・・・。
古いものに価値があると思える暮らしは・・・おじいさんやおばあさんと一緒に過ごす時間と同じで・・・
古い住まいにも・・・同じような時間を、一緒に暮らし続ける大切さがあるような気がする・・・。
年を重ねると滑り出す、口うるさい小言を前に・・・への字の口とほころぶ笑顔を伝えられて行けたら・・・と、思います、






コメント
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