暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

奇跡

2022年01月16日 | 古民家
 冬の夕暮れは・・・宇宙と太陽が重なり合った空の色で・・・
夏の朝は・・・ペラリと少し重い空気が残り、高く遠い青色の空で・・・
秋や冬にも・・・込み上げる空がどこまでも心に残り・・・
寒暖差の少ない場所とは違う・・・豊かな自然の表情が広がります・・・。

世界は広く・・・日本の古民家よりも歴史が深く・・・
複雑な時間を過ごし暮らして来た文化があって・・・風化しない遺産の中に、その時代の面影を見て取れますが・・・
木の文化の中では、長い時間に風化して・・・日常の文化が残るには時間が許さず・・・
大切な文化が途切れてしまう事もあるようです・・・。

それでも・・・季節の移ろいで消えて行く儚さを、美しいと感じ・・・
永遠ではない時間に中に・・・日々の暮らしの大切さを重ね・・・
小さな美しさを見過ごさない暮らしを・・・何度も重ねる時間でした・・・。
カチンと身を正す・・・凍りかけた冬の空の白さと・・・
茜色に染まる山と、空の闇が溶け合う・・・秋の夕暮れ・・・
奇跡のような場所で暮らせる・・・幸せを守りたいと思います。

コメント (1)
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