暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

中古

2022年01月07日 | 古民家
 桜田門外の変(3月)・・・元禄赤穂事件(忠臣蔵12月)の討ち入り・・・
東京でもそこそこの雪が降っていたようなので・・・古民家の佇まいでは、寒い夜を過ごしていたのだろう・・・
打ち水や川床の文化があり・・・古民家の開放感ある住まい造りを見れば、夏もそれなりに蒸し暑かったのだと思う・・・。
そうも言いながら・・・自分達の暮らしの反動で、ずいぶんと春夏秋冬が変化して・・・
暑いの寒いのを口にしながら・・・都合で1カ月も暦をズラしてしまえば・・・
季節感の隠れた毎日を送るようになったのも・・・自業自得なのかも知れない・・・。

カタカタと、白い煙が部屋の天井に届くと・・・窓ガラスにはツルリと水滴が泳いで・・・
床のシミやカビが好き放題並んでしまうのですが・・・
土壁に柱の見える造りの住まいでは・・・それほど結露も姿を見せず・・・
住まいを、適度な環境に育ててくれます・・・。

古着や中古車はずいぶんと受け入れられていても・・・中古住宅に想いが寄りにくいようで・・・
古いモノを長く大切に使う気持ちが・・・住まいにも湧いてくれるなら・・・
もったいないの心や、限りある自然を大切に想い・・・先人の残してくれた伝統の技術も一緒に・・・
受け継ぎ・・・繋いで行く心も育つような気がします。





コメント
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