暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

手書き

2022年01月06日 | 古民家
 便りが届くと感じるのは・・・ツルツルと流れる文字に、その人を思い浮かべて・・・
変わらぬ関係が、この先も静かに続くと思える時間に感謝出来るから・・・。
数十年も手を交わす事も無い友もいれば・・・毎日でも言葉を交わすあの人もいて・・・
姿カタチからは思い浮かべられない、語るようなその文字からは・・・
暖かな感情が伝わってくるような気がします・・・。

手書きの手紙を書くことも無い時間が過ぎて・・・
手紙が届くのを・・・心待ちにする時間も短くなって・・・
無駄なやり取りの時間が短くなると・・・隙間に残る長い時間がどれほど大切なのか気付かなくなり・・・
さみしい心持の暮らしになってしまいそうで・・・
いつ届くのか解らない・・・返事さえ貰えないかも知れないけれど、届いた時の嬉しさがどれほど豊かなのか・・・


言葉で交わす他愛ない時間も・・・文字にすると一味違って伝わり・・・
手書きにすると、心にも伝わるような気がします・・・。
楽しくて、変化する便りは増えても・・・文字が躍るように語り掛ける感覚は持て無くて・・・
関りや交わす時間は減っても・・・たまにやりくりする手書きのやり取りに、穏やかな時間が持てるような気がします。



コメント
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