暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

踏みしめる

2022年01月03日 | 古民家
 ゴンゴンと、足踏みしながら走る路面電車の不気味な音が・・・
朝もやを迎えながら走る横に連なる、和洋折衷の町並みは・・・
たくさんの文化を手にした、したり顔がほほ笑んでいる・・・。
ガス灯に石畳・・・レンガ造りの建物に、和瓦の民家が挟まれる街並みは・・・
変化を手に入れた・・・時代の流れが踊っている・・・。

人の流れがあれば、そこに商売が生まれて・・・暮らしが造られると、文化が生まれる・・・
物語が生まれ・・・民話が造られて、摩訶不思議な噂まで広まると・・・
興味津々な人達も集まり・・・あしげく人が集まる場所に育つ・・・。

自然の恵みがあるから、暮らしが留まって・・・豊かな土台が造られる・・・
先人が苦労して築いた暮らしの基礎に・・・土台が据えられ、柱となる人が並んでゆく・・・
地域で育つ素材で着飾り、独自の住まいが造られて行く暮らしが・・・伝統文化にまで育ちます・・・。
住み継がれる人が100あれば・・・それぞれに違った暮らしはあって・・・
その100すべてに物語があります・・・。
踏みしめるように歩いて来た多くの暮らし方に・・・託される文化が示されているような気がします。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする