暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

習慣

2021年12月27日 | 古民家
 せわしない・・・慌ただしいと・・・いつの間にやら年の瀬を迎えると・・・
大人は誰もが気ぜわしくなるもので・・・
行事が目白押しの子供は忙しそうに、横目で見ながらツラツラとお出掛して・・・
大掃除に冬支度・・・家族総出の年末行事は、古い習慣の中に埋もれてしまいました・・・。

暮らしの中に季節が宿る・・・言葉遊びの文字が並ぶ暦には・・・
意味も解らない文字が飾られて・・・その一言一言に繋がれて来た想いが残されています・・・。
お家の前に飾られる姿を見なくなった門松も・・・その意味や並べ方、いつ飾れば良いのか・・・いつ仕舞えば良いのか・・・。
ウルウルと廻る時間の中に・・・おひさまやお月様と過ごす毎日は欠かす事も出来ないまま・・・
人の時間は、手巻き時計のようにずれてしまい・・・人の暮らしが変えてしまい・・・
言葉の影が、真っすぐな道に伸びて・・・どこかに行ってしまいそうになる・・・。

地域の名産品と言われる作物が育たなくなり・・・担い手がおぼつかなくなって、どちらが先に失われるのか・・・。
人も変われば・・・自然も変化して、古民家が失われるように農作業も離れてしまう・・・
暮らしを支える仕事が枯れ木の枝みたいに広がっても・・・暮らしを支える大切な幹の部分は変わらないはずで・・・
自然と寄り添う古民家の暮らしみたいに・・・大切な幹の部分は繋がれて・・・
お互いの暮らしを守らなければいけないと思います。
コメント
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