暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

言葉に色

2021年12月21日 | 古民家
 褪せた色の世界に色が現れて・・・空の青や葉の緑が重なると・・・
面白みのない暮らしも華やいで・・・いやらしさの無い派手さが日本の文化だと感じる・・・
かぶき者がどの時代にも現れて・・・色鮮やかな文化が時をかき回すと・・・
新しい文化が育って・・・時代は静かに前に進んでゆく・・・。

雲の低さが心を抑える日本海に・・・寒さで手足も声も、小さくなる雪国や・・・心が広がる南の国も・・・
控えめな暮らしが残るのは・・・島国だからなのか、我がままだからなのか・・・
言葉も色の数も・・・ずいぶん覚えられないほどの表現が生まれていて・・・
柔らかな、ひらがなや・・・少し緊張のカタカナ、眉間に皺がよる漢字にも、正しい日本語の話し方がある・・・。

色の表現を・・・英語で訳しても、いびつな感じがして耳には届かない・・・
馴染みある色や・・・聞き覚えのある色合いは、いずれ何処の誰かが拾い上げ・・・
ごちゃまぜにしながらも・・・映る景色に合わせ、無限に広がってゆく・・・
細やかな手仕事の文化には・・・今更ながらに気付く暮らし方が示されている気がする。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする