暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

振り返る

2021年12月15日 | 古民家
 まんまるに膨らんだお尻を揺らしながら、フワフワ歩くオムツの姿も・・・
誇らしげに・・・小さなお手てもぷくぷくの顔も、落書きみたいにケッチャップだらけのご飯も・・・
たくさんの兄弟が、ガチャガチャと並んで遊ぶ姿も・・・今では色あせた写真に、振り返るTVに映る思い出の中・・・。

田の字に広がる和室が日本の住まいで・・・外から入って来た文化を取り入れ様変わりして・・・
和洋折衷の暮らしが広がり・・・それでも、ちゃぶ台を真ん中に家族が食卓を囲む姿は少し続いて・・・
自分の部屋が出来たと思えば・・・宿題は居間で、ご飯はそれぞれ別々で・・・
みんながあちらこちらに向かった暮らしの方が身軽で心地よく・・・人との関わりが薄いのは、家族も一緒みたいで・・・。

兄弟もいろんな性格が見え隠れして・・・親戚のおじさんにおばさん・・・
小さなころ遊んだ親戚のお姉さんやお兄さん・・・甥っ子に姪っ子とのやり取りも・・・
近所の関りが消えて行くように・・・影が薄くなってしまう・・・。
窮屈な暮らしから逃げたいと思っていて・・・いざそうなると、先の見えない暮らしが続いてしまっているみたいで・・・
子が宝だった頃の暮らしが裕福だったとは思えなけれど・・・つつましい毎日が穏やかで・・・
暖かな住まいの姿があったような気がします。





コメント
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