暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

縁側

2021年12月11日 | 古民家
 グラグラと・・・歪んだガラスの向こうに広がる町並みと、すっきりした空に海の青さは・・・
歪んだ心や、思い悩んだ心を緩やかに温めてくれるやさしさがある気がする・・・。
それが、カラス色の闇夜にストンと浮かぶ・・・まんまるお月様に、半欠けのお月様でも・・・
縁側で物想いにふけるには・・・どちらも一番の話し相手になります・・・。

外でもないような・・・部屋の中でもないような・・・
縁側の良さを知ってしまえば・・・案外みんなが虜になると思うのに・・・
しんみり座っている目の前が隣の家の外壁だったり・・・リビングの窓や、トイレの明かりが灯ってしまえば・・・
話し相手としては・・・遠慮したくなるものです・・・。

車を移動して、駐車場でお手軽バーベキュー・・・
椅子に座って、手の届く狭さのベランダで、キャンプ気分・・・
独創的な暮らし方が生まれても・・・これからの暮らしの考え方が、縁側のある住い探しの始まりな訳でも無い気がして・・・
今必要なのは・・・時間を掛けて語り合う事、時間を掛けて少しづつ前に進む事なのかな・・・と思います



コメント
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