暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

ないもない

2021年12月03日 | 古民家
 丸くて三角で・・・四角い石も転がってる・・・
フワフワ色づいた葉っぱが浮かんで・・・赤に黄色に茶色に黒に・・・。
水たまりに空が映れば・・・まんまる波紋が泳いで、小さな手足が落ち葉みたいに跳ねている・・・。

公園に派手な遊具が無くても・・・遊び相手はそこらに転がり・・・
家の中に・・・Tvやラジオが無くても・・・兄弟がいれば毎日はうれしくて・・・
運動会みたいな朝ごはんや・・・文化祭の準備みたいな夕飯は・・・
同じ繰り返しの中に・・・大切な宝物が記憶されていきます・・・。

建付けが悪くて、隙間だらけの扉が・・・一筋縄で開け閉め出来なくて・・・
ガチガチと1回では火がつかない、危なげな風呂釜も・・・
大人顔で一生懸命向かう小さな体は・・・一人前の大人もかなわない・・・。
何もない幸せは・・・こんな些細な毎日の積み重ねで感じられるのかも知れない。





コメント
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