暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

一人

2021年10月30日 | 古民家
 十人十色の思い違い・・・伝言ゲームで伝わる言葉遊びと同じくらい・・・
人の思いは陽炎のように・・・ユルユルと不安定に揺れて踊って・・・
どんなに想いを伝えても・・・グルグルと変化しながら、言葉はめぐって行きます・・・。

300年残された歴史ある建物も・・・100年続く家系も・・・
社会の流れが変わり・・・残されて来た人の想いも、大きく舵をとられて・・・
何十代も続いた家系が残される場所も少なくなり・・・
地域に残る、豊かな景観を残すお屋敷も消えて・・・切り売りされた土地に悲しい建物が置かれていきます・・・。

いつの間にか消えてしまった文明のように・・・地域の町や村が消滅する未来が、思ったよりも先ではない現実があって・・・
空き家の行き先が・・・迷い・・・迷走する時代に、知らない振りをするのにも限界はあるような気がします・・・。
便りがないのは元気な証拠と思えるほど・・・弾けとんだ家族の暮らしは・・・
この先の暮らしに・・・一人一色の寂しい地域が増えてしまうような気がします。

コメント
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